よくあるご質問

どのような用途で利用するソフトウェアですか?

再生医療、細胞治療、遺伝子検査など衛生状態が厳しく管理された環境で、一般的には患者様の細胞から治療のために製造(細胞調整)・検査を行います。
この時、検体の取り違えが許されませんので、厳密な工程の順守・結果の正確な記録・規制対応のドキュメントの作成が必要です。

手作業では、どんなに気を付けていても間違いが発生します。
当システムは、これら作業を包括的にシステム化することで、検体の取り違えや作業工程の間違いを防止する目的でご利用いただいております。

どのように検体の取り違えを防ぐのですか?

検体にバーコードラベルを貼付し作業工程ごとにバーコードリーダーでバーコードを読み取ります。
作業者が間違った検体のバーコードを読み取るとアラートが出て作業記録を残すことができません。
これにより取り違えを防止します。

どのように作業工程を強制するのですか?

製品の種類毎に作業工程をマスタ登録しておきます。
数百以上の工程でも問題ありません。

個々の製品の製造開始時にマスタ登録済みの作業工程が自動適用され、

作業員はPCから次に実施しなければならない工程を確認し作業結果を記録します。
前の工程が終わっていないと、作業記録が入力できないようにガードをかけることで作業工程を強制します。

なぜISO15189・GMP・電子記録/電子署名ガイドラインに適合できるのですか?

GMPでは作業指図書に基づき製品を製造すること、結果を記録し保管することが求められます。
ISO15189においても、手順書、作業指示書、報告書、作業日誌等が求められます。

当システムは製品毎に定められた手順書に基づいて作業指示書を発行し作業者に示します。
作業者は作業指示書に沿って作業を実施、バーコードリーダーを用いて検体・資材を確認しながらシステムに記録を残します。
この仕組みが備わっている為、作業指示に基づいた手順の遵守が保証されるのでGMPに適合できるのです。

また、作業と同時に結果や時間が記録されるので即座に作業日誌を作成できます。
報告書も結果と齟齬なく作成されます。
すべての記録に対して監査証跡を自動生成しますので、ISO15189の内部監査の要求事項を満たしております。

当システムは、電子記録/電子署名ガイドラインに沿ってID、パスワードで認証され、かつ権限のあるユーザだけが記録できるように制限をかけています。
また、記録の追加・変更があった場合は、タイムスタンプ付の監査証跡が自動生成される仕組みにより電子記録(ER)を行います。

電子署名(ES)は、ノンバイオメトリックの方法を採用し、各個人固有のID、暗号化して管理されたパスワードをベースとしております。

どのようにトレーサビリティを実現するのですか?

作業記録に含まれる作業者、作業時刻、作業結果、材料(ロット番号、シリアル番号、使用期限も管理)、装置、変更履歴等の情報を管理してトレースを行います。
作業記録から製造記録書等、提出が求められるドキュメントを自動作成することで卓越したトレーサビリティを実現しています。

他のシステムとの違いは何ですか?

1. 機能の追加・変更が容易
自社開発ソフトウェアという強みを活かし、お客様独自業務のシステム化や、変化する規制に対応するための機能追加・変更を柔軟に対応いたします。

2. グローバル対応
多言語、多通貨、複数会計規則に対応しており、日本だけでなく海外でも利用できます。
日本にあるシステムに、海外からリモートアクセスして利用することも可能です。

3. 高度なセキュリティ
ユーザーの役割毎にアクセス制御でき、また項目毎に変更履歴を残せる等、ISO15189・GMP
等規制への準拠に必要な、高度なセキュリティ機能をご提供いたします。

4. ビジネスを加速
作業時間や使用試薬からの原価算出、資材発注、請求等、お客様の事業をスピードアップするビジネス機能をご提供いたします。